【剣盾S3構築記事】氷統一 パルラプベース【最高636位】
あいさつ
はじめまして! Hyogaと申します!
この度、シーズン3において目標であった3桁を達成したので、シーズン中盤ではございますが忘備録がてら構築記事を作成してみました。拙いところもあるかもしれませんが、読んで頂けると嬉しいです。
略歴
ポケモンシリーズは赤緑からSMまでプレイ(USMは買って放置)。
対戦環境はEmとDPtで触った程度の復帰勢。実績は無し。統一パを組んだのは剣盾が初めて。
S2は最高約4000位、最終約25000位。
氷統一とは
その名の通りこおりタイプのポケモンでのみ構成されたパーティとなります。
現在ガラル地方には34種のこおりタイプが存在しており、これらのポケモンのみを用いて戦っていくことになります(実際には最終進化体+現実的なしんかのきせき持ちを含めた25種程度と考えられます)。
参考:こおりタイプ、最終進化形のポケモン|ポケモン図鑑ソードシールド|ポケモン徹底攻略
S3で使用可能なポケモンが約250種であることを考えると、1/10程度の選択肢に絞られると言った具合ですね。これを少ないと捉えるか十分と捉えるかは人それぞれでしょう。
こおりタイプの長所・短所
長所
こおりタイプはこおり技の一貫性が高いところが長所です。有利相性はドラゴン・ひこう・くさ・じめんとメジャータイプが多く、不利相性もこおり・みず・ほのお・はがねとサブウエポンで弱点を突きやすいところが揃っています。また、みずタイプには専用技のフリーズドライで弱点を突くことができるため、トリトドンやギャラドスに対してプレッシャーを与えることができます。
短所
しかし、こおりポケモンとなると話は変わってきます。なんと彼らの耐性は同タイプであるこおりのみ。17/18が等倍以上な上、弱点はほのお・かくとう・いわ・はがねとメジャーなアタッカーに恵まれた4タイプとなっています。
つまり、攻める分には強いけど受けに回ると厳しいね。という話です。どちらかと言うと若干玄人寄りのタイプかもしれません(ゲーム内でもこおりタイプの登場は遅くなりがち)。
余談ですが、ガラルのこおりポケモンで素早さ種族値が100を超えているのは5種のみであり、イメージとしてはいわタイプやはがねタイプに近い分布となっています。
氷統一のメリット・デメリット
さて、そんなこおりポケモンで統一パを組んだ時のメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
- 相手の選出を誘導しやすい。
これはタイプ統一の強みですね。"刺さりそうな"ポケモンの見極めが簡単なため、概ねこちらに有利を取れるポケモンを選出させることができます。
パーティ構築の時点で勝ち筋を作っていけるのは大きなメリットと言えるでしょう。 - 天候:あられで一方的にスリップダメージを与えられる
複数タイプが防げるすなあらしと違い、あられを防げるのはこおりタイプのポケモンのみです。ゆきふらしやダイアイスによる天候操作で襷を潰したりできるのは、メリットの一つに数えても良いでしょう。
デメリット
- ステルスロックで半壊する
ステロを撒かれるとパーティの総体力が1/4削れたのと同じ状況になります。いやぁきついッス。 - ダイバーン持ちが止まらない
具体的にはヒートロトムとトゲキッスが止まりません。ほのお技を半減以下に抑えられるポケモンが存在しないため、一方的に焼き払われることになります。 - アイアントが止まらない
いやマジで止まらない。上手いこと立ち回らないとはりきり+命の球+ダイスチル連打だけで負けることも少なくないです。
他にも上げれば山のように出てくるんですけど、とりあえずは上記3点が大きな課題です。ダイマックスバンギラスがきついとか9割近く採用されてるドリュウズが重いとかなんか流行ってるカビゴンが落とせないとかは上記に比べたら誤差みたいなもんです。気合いでケアしていきましょう。
パーティ紹介
前置きがかなり長くなってしまいましたが、これから今回使用したパーティを紹介していきたいと思います。
基本選出
パルシェン + ラプラス + クレベース
上記3匹が俗に言う表選出となります。タイトルのパルラプベースですね。
パルシェンとラプラスで各個撃破を行い、最終的に相手のラスト1匹の前に体力満タンのクレベースを着地させることが目標となっています。
クレベースは非常に物理耐久が高く、ダイマックスギャラドスを後出しで受けきれるほどの耐久力を誇ります。物理アタッカー相手ならほぼ負けません。
また、特殊耐久は紙のようなものですが、特製がんじょうのおかげで一撃耐えながらミラーコートで跳ね返すといった運用が可能です。
つまりタイマンならあらゆるポケモンを倒せるポテンシャルがあるということであり、これを狙っていくのがこの構築になります。
個別紹介
グレイシア@とつげきチョッキ
ひかえめ HC252 ゆきがくれ
こおりのつぶて・フリーズドライ・シャドーボール・ミラーコート
ステロを撒きに来たカバルドンを粉砕するアタッカーです。
HDカバルドンがラプラスだとダイマックスしてもワンパンできないので採用しました。C130族のダイアイスでHDだろうとKOです。
また、チョッキ持ちであるため、先発されやすいウォッシュロトムやサザンドラに対して強気に行動できるのも長所です。
パルシェン@きあいのタスキ
ようき AS252 スキルリンク
こおりのつぶて・つららばり・ロックブラスト・からをやぶる
先発要員です。
氷統一には「とりあえず出し得か」ぐらいのノリで襷持ちのドリュウズやエースバーンが先発されるので、それらに出し勝って落として数の有利を作っていきます。
イイ感じに破れると全抜きできそうな場合は、ラプラスの裏に控えさせることもありますが基本的には先発で荒らして貰います。
ラプラス@じゃくてんほけん
ひかえめ BC252 ちょすい
こおりのつぶて・フリーズドライ・うたかたのアリア・10まんボルト
ダイマックスエースです。こいつにダイマックスを切り、ダイストリーム連打で崩していくのが基本となります。
弱点は物理が多いのでBに厚く振りました。ドリュウズやバンギラスのダイロックを受け止めた上で殴り勝って行けるのが長所です。
パルシェンで落とせなかった相手に礫をぶつけて落とし、互いに2匹目の状況でダイマックスして勝ち、3匹目の動きを見てからクレベースにつなげるといった動きが理想です。
また、アイアントと同時にダイマックスした場合、アイアントがダイワームから入らなければ殴り勝つことができます。この構築における数少ない対面での処理手段です。
クレベース@アッキの実
わんぱく HB252 がんじょう
ボディプレス・てっぺき・じこさいせい・ミラーコート
フィニッシャーです。最後に登場し、相手を詰ませるのが目標です。
ただ、臨機応変に物理受けとして運用する必要もあります。カビゴンやバンギラスなんかはパルシェンで突破できない上にラプラスで後出しがし辛いので、安定して受けが成立するクレベースの出番という訳です。
物理受けとしては、前述の通りダイマックスしたギャラドスを受けられる他、カビゴンやドリュウズ、バンギラスなんかもだいたい受けられます。というか物理ならアイアントとローブシン以外ならほぼ受けきれます。アッキの実のおかげで数値を誤魔化しつつ、ボディプレスの打点を上げていけるのがポイントです。食べ残しやオボンよりも固いと思います(計算してない)。
あくまでもフィニッシャーであるため、基本的には体力満タンを常に意識しています。じこさいせいでがんじょうを維持しないとラス1ダイマックストゲキッス辺りで3タテされることになりかねません。
一応、現状の構築だとクレベースへの負担がかなり大きいのでもう少しどうにかできないかと考えています。考えつかないので誰か案があったら教えて下さい。
バイバニラ@ひかりのねんど
おくびょう HS252 ゆきふらし
ちょうはつ・オーロラベール・ふぶき・ぜったいれいど
オーロラベールからラプラスに繋ぐことで疑似キョダイマックスラプラス!とかやりたいんですけど、そうそう都合よくいかないことがほとんどでした。
完全にここは自由枠だと思います。ちょうはつするだけならマニューラとかでも良さそうですよね。
あと性格はずぶといかおだやかで耐久に寄せた方が強いです。S勝って嬉しいシーンがほぼほぼありませんでした。
ヒヒダルマ@こだわりスカーフ
ようき AS252 ごりむちゅう
フレアドライブ・ばかぢから・アイアンヘッド・じしん
パルシェンの通りが悪い時に採用するアタッカーです。
具体的にはギルガルドとドヒドイデを破壊するために採用しました。技構成も特にテンプレから逸脱しているわけでは無いので、刺さりそうな時に先発して暴れ散らかしてもらいます。
立ち回り
いやマジで本当にこれしか狙ってません。
パルシェン対面でカビゴンやバンギラスに入れ替えられたらクレベースで受けに行き、じこさいせい連打してきつそうなフリをしてください。錯覚した相手がダイマックスを切ってくれることがあります。
強いて言うなら基本強気のプレイ、ハッタリと誤魔化しをフルに使って勝っていきます。特に初手の出し合いは勝たないとほぼ負けになりますので、出し負けたとしてもダイマックス切って出し勝った風を装ってください。
例えば最終的にパルシェンで全抜きしたいパーティー相手の時は、初手ラプラスでダイマックスを切ることも少なくありません。ダイストリーム連打してればなんか強そうに見えてきます。強そうに見えたら相手が焦ってくれるのでアドです。
あとがき
だいたいこんな感じの対面構築もどきが今回使用した氷統一になります。
ダメージ計算とか全くやってないので書くことなくて困りましたが、案外それっぽい記事になったんじゃないかなと思います。
ここまで読んで下さりありがとうございました。どこかでお会いしたら、対戦よろしくお願いします。